例えば偶然。例えば必然。 
  終結へと向かう予算会議の最中、出遭った二人は嘗てスパイと調査対象であった者。 

目が合ったから。
声が聞きたかったから。
蟠りを取り払いたかったから。
無視するのも可笑しいから。
探していたから。
それが、自然に思えたから。

彼らに理由が必要であったのかは私には分からない。
ただ、気が付けばどちらからともなく声が掛けられていた。


「お疲れ」?そんな他愛もない話から始まったのかもしれないし、「ごめんなさい」?真っ先に核心に触れていたかもしれない。言葉にしなくても伝わっていた筈だけれど、言葉にしなければ伝わらない事も、沢山存在するという。ならば、きっと、伝えなくてはいけない事も、存在するのだろうと思うから。
―― 二人がどんな言葉を交わすのか、残念ながら今の私は知り得ない。だから見届けようと思う。二人の物語の一ページ。

奇妙な始まりを見せた二人の関係に、もしも名前が付くならば ――。


それはきっと になる

あわいあわい 愛のはじまり
いよいよ今回のイベントが、のためのでの最後のイベントになります!
ラストイベントで行っていただく事はただ一つ、ペアの相手と遭遇していただく事!
最後のイベントとなりますので、遣り残しの無い様、ご自由に動いてくださればと思っております。
新規はどちらから立てていただいても構いませんので、遭遇場所も各ペアご自由に設定してくださいませ。
時間軸のみ、会議戦〜予算会議終了間際辺り、と設定させていただきますのでよろしくお願いします!

また、3月1日1時を迎えた瞬間に、予算会議は終了となり、学園内に鐘が響く設定になっております。
イベントは最後まで続行されますので、予算会議終了の余韻に浸りながら、締めへと流れられるようにしていただくようお願いします!
期間は2月15日〜3月8日
最後の最後に後悔する事のない様、精力的にご活動いただければ嬉しいです。
皆様にとって素敵なエンディングとなりますように。健闘を祈っております!



 最後の刺客、最後の資格 

 綾部喜八郎と千曲若葉 

 平滝夜叉丸と梅宮千里 

 鉢屋三郎と吉野まな 

 潮江文次郎と芳川菜生 

 立花仙蔵と小野原夏帆 

 善法寺伊作と夙川希咲 

 小松田秀作と百枝梢子