Prologue

数日前。後期予算会議の対策を練るとかなんとかで、急遽召集がかけられた。そこまでは、日常的。
でも行ってみたら、名案とばかりに妙案を突き付けられた。
その資料が、現在の私の手元にある、これです。


「あの人が私の調査対象…。」


遠くからその姿を見つめながら、改めて反芻していた。
委員会の予算の為に、彼の弱みを握り、彼から委員会を崩すなんて作戦。
先生から渡された資料は、彼の写真と簡単なプロフィールだけ。
後は自分で調べなさいって、これってハードル高すぎませんか?
あの人に弱味なんてあるのかな…。

だけどちょっとずつ調べていく内に、そんな秘密の行動が楽しくなってきてたりして。
その日はうっかり近付きすぎてしまってたんだ。


「そんな所で何してるんですか?」


ここ数日で耳慣れた声が、不意に私に声をかけた。
焦る私とは対照的に落ち着いた彼の様子には、もうバレてるんじゃないかと不安にさせられたけど。
意を決して、彼へと近付く。


「いい天気だったから、散歩を。」


そんなベタな言い訳が、通じる相手かは分からないけど。



それが、スパイとしての、私と彼のファーストコンタクト。



SPY... HIM!?

ファーストイベントは、大体はストーリーのとおりです!
顧問からスパイ活動を命じられて数日、初めて調査相手とガチンコでお話しすることになりました、というシチュエーション。
スパイ相手はPL様にメールでお伝えしておりますので、皆様メールボックスをご確認下さい!

活動場所の指定や特別な掲示板はありません。
メインの好きな掲示板にて、特別なファーストスパイコンタクトを、どうぞ!
個性的な場所大歓迎!ですが、話し掛け易いシチュエーションを意識することもお忘れなく!
実際の展開については、女の子がうっかり見つかってしまうのでも、女の子から話しかけにいくのでも、どういったものでも構いませんが、必ず対話ができる状況になるようお願いします。

また、男の子が動かない限り女の子が動けないイベントですので、必ず男の子から活動してくださるようお願いしますね!
男の子の新規が立ったのを確認次第、突撃していただければと思います。
男の子の方はごく自然に学園生活を送っていただいていてかまいませんので、臨機応変にどうぞです。

顔見知り度は [ 基本学園全体がぼんやり知り合い + 付加設定 ]となっております。
クラスメートならばクラスメートらしく、などなど、違和感が無い程度であれば、相手に対する認識はどの程度でも構いません。
女の子は、相手がスパイ相手なので多少の調査をしてたり…等の付加設定は大歓迎です!

それでは、スパイ活動の第一関門、お楽しみください!



Log

[ 校舎 ] 綾部喜八郎 × 千曲若葉鉢屋三郎 × 吉野まな善法寺伊作 × 綾瀬遥香
[ 委員会室 ] 食満留三郎 × 夙川希咲潮江文次郎 × 芳川菜生
[ 敷地内 ] 七松小平太 × 百目鬼夏犀平滝夜叉丸 × 梅宮千里立花仙蔵 × 小野原夏帆
[ 敷地外 ] 斉藤タカ丸 × 高坂明日菜小松田秀作 × 百枝梢子

(初期ツリー表示。ペア組み合わせの名前画像クリックで全表示になります)
―… How was your first SPYing? …―